グリーンライチの出現で大きくライチ自体のイメージが大きく変わりました
冷凍物で種の大きいライチを殆どの方が一度はお口にした事があるはずです
当たりはずれがおおく、えぐみや、しぶみ、たまにあたれば種が大きく食するところが無い等
プリンセスグリーンライチは外見がその名の通りグリーンで程よく熟し食べる事が出来ます種も小さくとてもジューシーで旨み甘味こくも兼ね備えたフルーツです一言で言えば”美味しい”やみつきになります
玉荷包ライチのご案内
本品は台湾の高雄県が最高級のライチです
高雄県で栽培されている「玉荷包」(ユーホーパオ、ぎょくかほう)という品種の早生ライチが世界一
ピンポン玉より一回り小さい実で果肉も大きく果汁が滴るほどジュシーです
5キロ入り箱では台湾の高雄県で生産された各生産者の署名の証が入っています是非今年はご賞味下さいませ
なんごくの森では2021.04
本家本元より、100年越えの佐多ライチの取り木を現在行っています
今年より佐多ライチ特集を行います
下記画像は取り木実施の佐多ライチになります
当社・考案・・取り木資材・秘伝のタレで充実した発根
成木からの取り木のため、長年の枝が形成されているため、結実率が大変良い!
また、耐寒性も兼ね備えています現時点で-2℃
12月26日は粉雪交じり-3℃
成木取り木は耐寒性があります
島津ライチはここまでは耐寒性ありません
長年に亘って枝が形成され:花の上がる数が圧倒的に多いのが成木の特徴です
ライチを生産をお考えの方お勧めします
ここが違うポイント
長年に亘って自然形成された枝です・花芽が上がる枝数が圧倒的に多いです
樹高・・2000㎝~2400㎝
葉張・・1500㎝~2000㎝
現在、耐寒性実験確認中
12月に入り気温も下がり、12月25日-2℃日中気温5℃北風が強い
26日小雪交じり-3℃日中気温2度
葉の痛みなし
芽の傷みなし
ライチの基本管理
ムクロジ科亜熱帯性の樹木・年間を通して温暖な気候
島津ライチの特徴
1830年頃中国より日本に薩摩藩主の島津斉彬が植栽したのが最初といわれています。
原木は佐多旧薬園(きゅうやくえん)は旧島津藩の薬園跡にあります
このライチを島津藩が現在の指宿市に植えたのが島津ライチと命名しています
また、篤姫の生家(今和泉の地)に植えたライチを篤姫ライチ(現在は原木は移設したためありません)
の2品種が現在日本最初のライチとしてあります
日本の気候風土で長年栽培されてきましたので育てやすい特性を持っています。
果実は紅色ピンクで実も大きく糖度も20度以上あります
成木以外は年間を通じ日当りの良い場所で管理・暖地以外では
露地栽培に不向きなので鉢植えで育てます。
耐寒性はありますが0℃程度有れば冬越できますが、春以降の生育も考えると10℃程度が理想的です。春~秋は屋外の日なたで育て、冬は寒風や霜の避けられるベランダや軒下などに移動させた方がよいでしょう。
開花期に長雨に当たると実付きが悪くなるので気をつけます。
受粉
ライチは1本で結実しますが、虫たちによっての受粉が確実
屋外若しくは簡易ハウス等に入れて虫たちを誘い出しましょう。
剪定
上部に生長しますので収穫を前提とし、樹高を抑えるように剪定します。
剪定の適期は8月下旬頃、収穫後です。重なり合った枝、太い枝、内側に向かって伸びる枝を付け根から間引いて、樹の内部まで日射しと風が良く入るようにし、上に伸びていく枝は切り詰めます。
翌年の花(果実)は本年伸びた発育の良い枝の先端につくので、本年枝の先端は切り詰めないように気をつけます。
尚、秋以降も新芽の生長はありますが、枝つくりを行う場合は伸ばしていきましょう
結果樹では実の収穫を考え10月以降の新芽を伸ばさないよう環状剥離(幹に切れ込みを入れる)手法等で促進栽培方法もあります
植替え
確り根が回っている物は出来るだけ大きな鉢で管理しましょう
実がなる木は鉢の大きさに収穫は比例します
用土は酸性質よりが基本・配合は、赤玉土ピートモス鹿沼土完熟腐葉土バーク堆肥等で配合します
管理果樹肥料は生育期の3月と5月に有機質または化成肥料を置肥します。
生育期は毎日たっぷりと水をやります。果実が形成される、6~7月は水切れになりやすいので注意・冬は土が乾いたら水やりします。
新芽は品種により特徴がありますが、赤茶色でやがて綺麗な緑色になります。
肥料の与え過ぎは根焼けを起こし枯れる事がありますので、特に液肥は注意します。
化成肥料の注意点
市販の果樹化成肥料は意外と即効性があるせいか、多く与えすぎると葉が茶色く枯れたようになりますので少量に押さえましょう
出来るだけ有機質肥料が望ましい
害虫予防は葉巻虫がつきやすいので殺虫・殺菌剤等で予防しましょう
ライチ(レイシ)の実がなる条件
ライチは果実となる雌花の割合が低く、着花数が少ないことが知られています。
出来るだけ枝数を増やし沢山の花を咲かせる事が大事です
品種により差がありますが
ライチにも
雌花
雄花
両性花があります
開花期間中の温度が15度以下の場合雄花がおおくなり、温度が高くなるのつれ雌花おおくなります
樹高につきましては
掘り起こし後鉢へ入れた状態を想定しております
根をできるだけ切らずに掘り起こしますので
掘り起こし後根張りの状態によって鉢の大きさが変わりますので
表記樹高は変わる事があります
ライチ栽培において
混雑してきた場合は枝を引っ張り
重なり合わないようにして全体に日があたるようにしましょう
ライチの新芽
通常生育過程で新芽がでてきますが
新芽が11月以降出る場合がありますが
通常、結果樹では10月で止まる傾向にあります。但し台風や強風若しくは8月~9月頃に
折れたり、枝を選定した場合11月もでますが
この時期の新芽には花芽はあがりません
花芽があがる条件として下記を参照ください
ライチの花芽準備
10月下旬以降新芽も止まり
この様な固まった状態になれば九州では2月下旬から3月にかけて花が上がってきます
一般家庭での栽培ポイント
極端な寒さに充てますと花は上がりませんので鉢栽培の場合は気をつけましょう
当園では一部黒葉ライチは実生表記で苗販売していますが、
その他のライチは地植えの毎年しっかり実がなるものを取り木しています【結果樹取木表記】
花が上がるが実がつかない・・・
これは花が上がる頃の温度と関係しています
温度が低いと雄花
温度が高いと雌花
地域によっては4月初旬頃はまだ気温も然程上がらないエリアもございます
中旬頃からゴールデンウイークにかけての温度位の開花が一番雌花が上がり結実が高まります
ライチ栽培農家では、2月初旬頃まで無化温栽培を行い温度をかけて雌花を多く上げながら
更に多くの結実性を高める為、蜜蜂による受粉を行っています
原産国 フロリダ・・南アフリカ
大玉で糖度も高い品種 モーリシャスライチワインで有名です
高温下で良く成長する
中国福建省原産
最大のライチ果実・種子は大きいが気にならない
本品種が原産国の選抜された木よりの果実
果実は玉荷包より大きい
タイランド原産